"車検は、2年に1回(新車購入時は3年)必ず受けなければなりません。と言うこ,、すべての車両が数年に1度保安基準に適合しているか検査を受けることになります。車検の際にディーラーや整備工場に出した場合、一緒に整備もしますが、自動車は長年乗っていればいろいろな所が経年劣化してきます。摩耗や走行時の振動などでいろいろな部品が消耗したり、歪んできたり、そのまま走行しているとエンジンやブレーキなどの重要な部分にトラブルが発生し、大事故につながりかねません。そこで車検という定期的な検査を行い、保安基準に適合しているかどうかを検査するわけです。つまり、自動車の健康診断のようなものです。人間と同じで歳を取れば病気や怪我をしやすくなりますし、健康を維持するなら健康診断は必要です。病気も早期に発見すれば簡単に治療出来る場合が多いと思います。自動車も同じように定期的に検査することで未然に故障を防ぎ、道路交通の安全と円滑な流れを確保し、危険な自動車を排除するという目的で車検が行われています。また、車検を受けた自動車は自賠責保険に必ず加入しなければならず、無保険車を無くすことも車検の目的です。車検はその費用の大半を税金が占めており、必ず重量税と自動車税を収めなければならず、安定した税金の徴収ができます。一見、なんだか無駄なような気もしますが、この税金が新しい道路の建設や古い道路の補修等に使われたり、都道府県の税収になっていて車検は大事な財源になっています。"
検査には、新規検査、予備検査、構造等変更検査、継続検査の4種類があります。新規検査は、その当日中に検査と登録を行い、自動車検査証の交付を受けるための検査です。新車の場合、製造メーカーの発行した完成検査終了証の有効期間内であればこの検査は省略できます。しかし、有効期間が切れているものや、一時抹消中の中古車を再び新たに登録する場合は検査を受けることになります。
"車検を受ける際、必ず加入しなければならないのが自動車損害賠償責任保険、いわゆる自賠責保険です。自動車損害賠償保障法によって、自動車及び原動機付き自転車を使用する際に加入が義務付けられています。加入期間は新車で36ヶ月、継続検査であれば24ヶ月になります。一般的には車検の有効期間が切れる前に継続検査を受けるので自賠責が切れてしまうこ,無い事になっています。"
"車検を受ける際に注意しなければならないのは、車検,あくまで自動車「検査」登録制度であって、整備は含まれないということです。整備はあくまで車検に出したディーラーや整備工場が行うものであって、車検自体は検査のみです。公道を走行する上での最低限の保安基準に適合するかどうかを検査するものであり、検査項目以外の部分が故障あるいは故障の可能性があったとしても車検には合格してしまいます。たとえば車検に合格した直後に故障してしまったとしてもそれは車検,関係の無い話です。"
"ユーザー車検,、ディーラーや整備工場、車検業者などに代行を依頼せずにユーザー自身が運輸支局に車両を持込み、検査を受けることをです。以前は車検と言えばディーラーや整備工場に任せるのが当たり前でしたが、1990年頃からユーザー車検に関する書籍などが出版されたり、近年のインターネットの普及と発達に伴い手順が詳しく掲載されるようになり、一般的になりました。また、車検に関する規制が緩和されたこともあり、車検場側のユーザー車検の受け入れ態勢も整ったことから車検の方法の1つとして定着してきました。"
"現在の車検の問題点として、制度の内容がやや古いことが挙げられます。車検制度は1951年に交付された道路運送車両法に基づいています。当時の自動車は現在の自動車のような耐久性もなく、頻繁にトラブルが発生するため整備士による定期的な検査が不可欠でした。もちろん道路事情も現在,違います。"